好きあらば自分が足りぬ

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0519 中二遡行

知恵の林檎が 虚言語る牢獄で

終了を告げる 鐘の嗤う声を待つ

純白きペヱジ 描き出すその面影は

闇に咲いた 秘華

華弁触れて 其の名を問えば

紅き双瞼が禁忌の言葉に触れて

今 開く

Linizio!

揺籠ゆらす雷

覚醒に 騒ぐ鼓動の Choir

夢魔の手招 秘密の嬌声が

頬を染め上げて

Violenza

 

以上、アイドルマスターシンデレラガールズより、「華蕾夢ミル狂詩曲〜魂ノ導〜」の1番の歌詞である。

作詞は「東ノ獄彩」(→東の埼国→さいたま→LindaAI-CUEとする説が有力。普段からこんな感じの歌詞書くし。)氏。

 

実のところ、よく読んだら「授業中寝てたら先生に当てられた」だけである。

知恵の林檎が虚言語る牢獄とは即ち学校のこと。真白きペヱジというのは、ノートを取っていなかったということだろう。

聴いているだけでは闇だの禁忌だのに引っ張られて「中二全開だなあ」くらいの感想になる。

カラオケに入れても僕は気づかなかった。

 

歌詞を深く理解する方法は読むことだと思う。

曲を聴いているだけでは曲のイメージに邪魔され、あるいは詞と曲が同時に入ってくるために脳のメモリを食われ、歌詞の理解が妨げられる。

読んでみると新しい発見がある。特に単語に引っ張られないマクロな視点で見ることができる。そして「この曲意外と中身ねえな」などと思うこともある。

そもそも書く側はちゃんと紙なりワープロなりで文書化しながら書いている。歌詞に共感したければ同じ視点に立つべきである。

 

 

話が変わるが、「中二病でも恋がしたい!」新作劇場版製作決定である。同作の1期を友人に勧められて僕はアニメを見るようになった。懐かしい。